【傾向と対策】試合になるとなぜ打てなくなるのか?【テニス】

「練習では打てるのに試合になる打てない。」

何が原因でどう対策をしたらいいのか独断と偏見でまとめていきたいと思います。

目次

試合になるとなぜ打てないの?

試合になると打てなくなってしまう原因をまとめていきたいと思います。

全てのミスを修正しようとする

試合になると打てなくなる原因の1つ目は全てのミスを修正しようとするです。

・いつもより緊張して力み過ぎているから深呼吸をしてリラックスをする

・いつもよりスイングが小さくなっているから意識的に大きくスイングする

・足が動かなくなっているから足を動かす

こんな風にミスの原因に心当たりがあれば対策すればいいと思います。

ですが、全てのミスに明確な原因があるわけではありません

たまたまミスをしただけの場合もあり、この場合は何も修正する必要はありません。

なので、ミスを気にしないという選択肢があるのを忘れないで下さい。

修正する必要が無いのに無理やり原因を探して修正すると、「あれ、いつもどんな風にボールを打っていたかな?」と訳が分からなくなります。

全てのミスを修正しようとするのではなく原因がわからないミスは気にしない。

これもミスの立派な対処法です。

自分が出来る事を把握していない

試合になると打てなくなる原因の2つ目は自分が出来る事を把握していないです。

試合でチャンスボールをミスした場合

・練習中もミスが多いのであれば実力通りだからミスを気にする必要は無い

・練習中は同じ様なチャンスボールのミスが無いのであれば原因を探して修正する

自分が出来る事を把握していないと「修正する or 気にしない」の判断ができません。

では、出来る事と出来ない事の判断基準が何かと言うと練習で9割以上の確率でミスをしないボールが出来る事と考えた方がいいと思います。

スクロールできます
確率50%確率70%確率90%
2球連続で入る確率25%49%81%
3球連続で入る確率13%34%73%
4球連続で入る確率6%24%66%
5球連続で入る確率3%17%59%
6球連続で入る確率2%12%53%
7球連続で入る確率1%8%48%

上の表は連続で入る確率をまとめたものです。

球出しで10球中5球ぐらい入っていれば試合で使えると思うかもしれませんが、確率50%のボールが3球連続で入るのはたったの13%です。

相手に3球粘られたら87%の確率でポイントを落とします。

また、試合になると緊張したり普段とは違う相手だったりするので練習の時よりミスが増える可能性が高いです。

なので、練習で9割以上の確率でミスをしないボールが試合で使えると考えた方がいいと思います。

試合でやりたい事と練習内容が違う

試合になると打てなくなる原因の3つ目は試合でやりたい事と練習内容が違うです。

・練習:目の前のボールを全力で打っている

・試合:威力よりもミスをしないように安全に打とうとする

このように試合で普段の練習と全く違う事をやろうとすれば思うように打てなくて普通。

なので、試合でやりたい事と練習内容を統一しておいた方が良いです。

では、どちらに合わせたらいいのでしょうか。

現状、試合になると練習通りに打てないので試合でやりたい事に練習を合わせた方が良いです。

試合でミスをしないように安全に打ちたくなるのであれば、練習でも威力より安定感を高めた方が効率がいいと思います。

対策すれば試合でも打てるようになる

試合でも打てるようになる方法

1.全てのミスを修正しない(ミスを気にしないのも立派な対処法)

2.自分が出来る事を把握する(そもそも練習から出来ていないのかもしれません)

3.試合でやりたい事と練習内容を統一する(試合をベースに練習を考える)

試合で打てないのはメンタルが弱いからではありません。

試合でミスをした時の対処法を間違えているから打てなくなっているだけです。

ちゃんと対策すれば試合でも打てるようになると思うので良かったら試してみてください。

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