5年ぐらい前に一人で街コンに行ったことがあるのでその時の体験談を書いていきたいと思います。
よかったら街コンってこんな感じなんだと暇つぶし程度に読んでみてください。
街コンに行こうと思ったきっかけ
長期休みの時は全国各地で働いている大学時代の友人と集まることが恒例になっていて、GWに大阪で集まって遊んでいました。
その時、仕事のことなどお互いの近況報告をしていると周りはみんな彼女が居るのに自分だけ彼女が居ませんでした。
彼女とは無縁の人生だろうと思っていた友人にも彼女ができていたので、自分だけ周りに置いて行かれている感じがしてかなり焦りました。
一刻も早く彼女が欲しい。
遊び終わって家に帰るとすぐにネットで地元の街コンを検索してみました。
調べてみると自分が住んでいる田舎でも毎週のよう街コンが開催されていて、その中のに「グループ申込不可!おひとり様限定の街コン」というのがあったので、これだと思いすぐ申し込みました。
勢いで申し込んでからは、
・「知り合いが居たら嫌だな」
・「初対面トーク大丈夫かな」
・「かわいい子が居たらいいな」
など期待と不安を膨らませながら過ごす日々。
途中でやっぱりキャンセルしようかと何度も思いましたが、行動しないことには始まらないと自分に言い聞かせて気持ちを落ち着かせました。
街コン当日
いよいよ街コン当日。
一番気に入っている服を着て、髪をセットして、何度も歯を磨き、いろんな期待を膨らませながら会場に向かいました。
街コンの会場になっている建物には他の店舗が入っていないので、この建物に入る人は街コンに参加する人しかいません。
変な店に行くわけではないのに周りの目が気になったのを今でも覚えています。
受付に向かうとスーツを着た女性が立っていて、本人確認のために免許証を出すように言われました。
思っていたよりちゃんとしている。
プロフィールカードの記入
本人確認が終わるとプロフィールカードを書きます。
名前、年齢、住まい、出身、身長、職業、趣味、年収、血液型、好きな旅行先、好きな食べ物、休日の曜日、お酒を飲むかどうか、たばこを吸うかどうか、最終学歴、ペットがいるかなど沢山項目がありました。
記入したプロフィールカードと渡されたチェックシートを持って、指定された一対一で座れるテーブルに向かいました。
既に座っている人も居て、どんな人が来ているか見渡すとかわいい子が何人か居てテンションが上がりました。
街コン開始
いよいよ街コン開始。
今回参加した街コンの流れは、一対一で10分間会話をして、次のテーブルに移動して別の人と一対一で10分間会話をしていくという感じです。
受付時に記入したプロフィールカードをお互いに交換してから話すので、話題が無くなるとそこから次の話題を探しました。
10分だけど全く会話が続かない人も居れば、あっという間に10分が過ぎる人も居ます。
相性ってやっぱりある。
会話が終わると印象チェックシートに、タイプな人はA、もっと話してみたい人はB、よくわからない場合はCとチェックするようになっています。
自分のメモ用だけでなく後でスタッフの人が参加者全員の印象チェックシートを回収して、自分のチェックシートに相手の人がつけた評価がチェックされて返ってくるので相手の評価もわかる仕組みです。
会話が弾んだのに相手の評価はCだったり、全く会話が弾まなかったのに相手の評価はAだったり、人の判断基準は全くわからなかった。
ただ、手ごたえがあった人からC評価だった時は少しショック。
だけど10分しか話していないから気にしない。
連絡先カードを渡す
一通り話し終えると、名前と連絡先を書いたカードを3人に渡すことができます。
まず最初に男の人から女の人にカードを渡すようになっていて、目を閉じて席に座っている女の人の所に自分の連絡先を書いたカードを置いていきます。
どの人が人気なのか一目瞭然。
見た目がかわいい人の所にはカードが沢山置かれていました。
10分しか話していないので仕方が無い。
自分は印象チェックシートで反応が良かった人に連絡先カードを渡しました。
次は女の人が連絡先カードを渡す番。
誰か一人でも連絡先を教えてくれたらいいなと思いながら、目を閉じてドキドキしながら待っていました。
今、誰か置いてくれた気がする。
すぐに結果はわかるけれど全神経を集中して気配を感じ取ろうとしていました。
女の人全員が置き終わったみたいで目を開けると何枚かカードが置いてありました。
素直にうれしい。
カップリングシートの記入・カップル発表
連絡先の交換が終わると最後にカップリングシートの記入がありました。
カップリングしたい人の番号を第三希望まで記入できるようになっています。
自分の場合は連絡先カードを置いてくれた人から選びました。
記入が終わるとスタッフが回収していきます。
テレビで見たことがある、全員の前でカップルになった人が呼び出されて照れ臭い顔をしながら手をつないで出ていくやつが始まるのかと思っていましたが、結果が書かれたカップリングシートを返してくれるだけで全員の前で発表はありませんでした。
結果は第一希望の人と見事カップリングしていました。
一人で街コンに来てよかった。
後日談
カップリングした人とラインをしていると、相手の人は隣の県に住んでいました。
街コンの為に何でわざわざ隣の県まで来るのか少し疑問でしたが、テンションが上がっていたのであまり気にしていませんでした。
その後もラインでのやり取りを続けて映画とご飯を食べに行くことになりました。
街コンから少し時間が空いていたので緊張しましたが実際に会って話すと自然に会話することができて一安心。
映画を観て、ご飯を食べに行って、蛍の時期だったので蛍を見に行きました。
正直かなりいい雰囲気になったので「これいけるんじゃないか」と思いましたが、その日はおとなしく家に帰りました。
そして、ラインが返ってくることはありませんでした。
いい感じだったけれど仕方がない。
まあ話のネタができてよかったと思うことにしました。
それから1年後ぐらいに、ふと街コンで知り合って遊びに行った人のラインのアイコンを見ると子どもの写真になっていました。
あいつはサクラだったのか。
結婚前に遊んでみたかったのか。
今となってはわかりません。
まとめ
・待っていても彼女はできない
・街コンで彼女はできるかもしれない
・どんな目的で街コンにくるかは人それぞれ
・サクラもいる(かもしれない)