・どのクレジットカードが一番ポイント還元率が高いのか
・どのスマホ決済が一番ポイント還元率が高いのか
ポイントアップキャンペーンが乱立している中、結局どれが一番ポイント還元率が高いのか気になる人は多いと思います。
ですが、次から次へと新しいクレジットカードが誕生したり、毎日いろいろなキャンペーン開催されているので調べてもキリがありません。
そこでおすすめしたいのが、ポイント還元率を追求を辞めることです。
・クレジットカードは楽天カード1枚
・スマホ決済はPayPay
あえてこの2種類にまとめる事で、快適なキャッシュレス生活が送れる理由をまとめていきたいと思います。
ポイント還元率の追及は費用対効果が悪い
少しでもポイント還元率が高くしたい気持ちは非常に良くわかりますが、
・次から次へと新しいクレジットカードが誕生
・毎日様々なキャンペーンが開催
このような状況では調べてもキリがありませんし、頑張っても数%のポイントが増えるだけ。
なので、ポイント還元率を追い求める事を辞めた方がいいと思います。
・つみたてNISAなどお金の制度を勉強する
・不要な保険の見直しをする
・携帯の契約を格安SIMにする
ポイントを追い求める時間を、別の事に使った方が効果が大きいです。
パレートの法則「8:2の法則」
1986年にイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが論文で提唱した「物事を構成する要素が全体に占める割合は偏りがあり、複数要素のうち一部で全量の大部分の割合が占められている」という考え方。
例えば、
・テストで80点取る為に勉強時間が20時間必要であれば、残りの20点を取る為に必要な勉強時間は80時間
・よく着る服は持っている服の2割、残りの8割の服はあまり着ていない
これは論理や理論ではなく、あくまでも経験則の話です。
QRコード決済とクレジットカードはそれぞれ1種類
今回提案するのは、
・クレジットカードは「楽天カード」
・QRコード決済は「PayPay」
この2種類です。
お得なクレジットカードが登場する可能性もあるので半年か1年に1回ぐらいの頻度で使う決済サービスの見直しをする予定です。
支払方法を集約するメリット
・お店で使い分ける手間が減る
・ポイント制度を調べる時間が減る
・ポイントが集約されて管理が楽
キャンペーンを調べる時間が減る
楽天カードのポイントアップ制度
・基本還元率は1%
・毎月5と0のつく日は楽天市場での買い物がポイント5倍
・お買い物マラソン(複数店舗で買い物をするとポイントアップ)
・楽天カードの引落口座を楽天銀行にすると楽天市場で買い物がポイント+1倍 など
楽天カードのポイント制度を一部書き出してみましたが、最近はポキャンペーンが乱立しているので把握するのが大変です。
クレジットカードが1枚増えるとキャンペーンを把握する手間だけでなく、どちらのカードを使うか迷う時間も増えてしまいます。
クレジットカードを使い分けた結果、莫大なポイントが付与されるのであれば頑張る意味はあるかもしれません。
しかし、残念ながら費やす時間の割には貰えるポイントは多くはありません。
ポイントが集約されて管理が楽
「新規契約してポイントを沢山もらったけれど結局使わなかった。」
こんな経験をしたことがある人は多いと思います。
ポイントを貰った所で使わなければ意味がありません。
支払方法をまとめるとポイントが集約されるので、ポイントを使い忘れが減ります。
外出時はPayPay・それ以外は楽天カード
今回は、
・外出時はPayPay
・それ以外は楽天カード
このように使い分けています。
PayPayは使えるお店が多い
まずPayPayを選んだ理由は使えるお店の多さです。
「クレジットカードは使えないけどPayPayは使える。」
特に個人経営のお店はこの傾向が高い気がします。
現金払いではポイントが貯まらなかったり、支払い時に小銭を数える手間を考えると、楽天ポイントとPayPayボーナスでポイントが分散される方がマシです。
PayPayの基本情報
・還元率は利用状況に応じて3段階に変化(0.5%・1.0%・1.5%)
・PayPayボーナスとしてポイント還元され無期限で利用可能
・ポイントは支払いやポイント運用に使える
PayPayの還元率は利用状況に応じて3段階(0.5%・1.0%・1.5%)に変化します。
・基本付与率は0.5%
・月に300円以上の支払いを30回以上かつ5万円以上で+0.5%
・全ての条件(対象サービスの利用、プレミアム会員、アカウント連携)で+0.5%
ポイントアップの条件が厳しいので還元率は基本0.5%になると思います。
ポイントアップの為に無駄な買い物を増やすのは本末転倒。
しかし、このままではPayPayのポイント還元率は0.5%で、楽天カードの還元率1%より低いです。
ここで朗報。
現在、PayPayとPayPayカードを連携することでポイント還元率が1%上乗せするキャンペーンが終了日未定で開催されていて、このキャンペーンを活用すれば最低でも還元率が1.5%になるので楽天カードの還元率1%を上回ります。
このキャンペーンが続く間は、
1.PayPayで支払い(還元率1.5%)
2.PayPayが使えなければクレジットカードも使えない可能性が高いので、大人しく現金で支払う
キャンペーンが終わってしまったら、
1.楽天カードで支払う(還元率1.0%)
2.クレジットカードが使えなければPayPayで支払う(還元率0.5%)
3.どちらも使えなければ現金で支払う
還元されたポイント(PayPayボーナス)の使い道は以下の2つ。
・支払いに使える(日々の買い物で使えて、PayPay自体が使えるお店が多いので使いやすい)
・運用できる(証券口座を開設しなくても、スマホのアプリだけで資産運用が出来るポイント運用)
自分はポイント運用にPayPayボーナスを使っています。
楽天経済圏を活用できる楽天カード
イオン系列での買い物が多いからイオンカードをメインにするなど、頻繁に行くお店に合わせてクレジットカードを選ぶのがいいと思います。
自分の場合は楽天経済圏を活用しているので楽天カードを使っています。
最近は楽天経済圏のポイント還元が改悪傾向になってるとは言えそこまで悪くはないので、特にこだわりが無いのであれば楽天カードがおススメです。
楽天カードの基本情報
・年会費無料
・還元率1%
・楽天ポイントとして還元される
・ポイントは楽天市場での買い物や毎月のカード利用額に使える
還元されたポイントは毎月のカード請求額の支払いで使えるので、ポイントの使い道で困る心配はありません。
ちなみに、クレジットカード以外で使っている楽天系列のサービスは、楽天銀行と楽天証券の2つ。
活用している楽天経済圏のサービス
・楽天銀行口座と楽天証券口座を連携して普通預金の金利が0.1%
・楽天カードの引落口座を楽天銀行にすることで、楽天市場での買い物でポイント還元率+1倍
・楽天証券でつみたてNISAの支払いをクレジット決済にすることで支払額の1%がポイント還元
楽天系列にもPayPayと同じスマホ決済の「楽天ペイ」がありますが、使えるお店が少ないので使ってはいません。
また、楽天カードには電子マネーの楽天edyも付いていますが、こちらも同じく使えるお店が少ないので使っていません。
ちなみに、楽天カードアプリで家計簿をつけていて、支払いをカード払いにすることで
・いつ
・何に
・いくら使ったか
自動的に記録されるので、後は消耗品など項目を振り分ければ家計簿が完成します。
レシート撮影で自動入力もできるので、PayPayで支払ったものはレシート撮影して手間をかけずに家計簿をつける事が出来ます。
財布の中がスッキリする
PayPayと楽天カードでキャッシュレス生活をスタートすると、
・持ち歩くカードが減る
・小銭も減る
なので、大きい財布を使っている人はこの機会に財布をコンパクトにしてみてはいかがでしょうか。
自分はアブラサスの「薄い財布」を使っていて、最小限の小銭入れとカード入れがついているので気に入っています。
小銭入れは無いという過激な財布もありますが、流石に小銭入れは必要だと思います。
また、コンパクトだけど厚みがある財布より、大きくても薄い財布の方がポケットの中での存在感が無くて快適です。
まとめ
・次から次へと新しいクレジットカードが誕生する
・毎日、様々なキャンペーンが開催される
こんな状況でポイント還元率を追い求めるのは費用対効果が悪すぎます。
支払方法をスマホ決済のPayPayと楽天カードの2種類にまとめる事で、
・お店によって使い分ける手間が減る
・ポイントが集約されて管理が楽
・ポイントアップキャンペーンを把握する手間が減る
余った時間で保険の見直しをしたり、つみたてNISAなど投資の勉強をしたりする方が費用対効果が大きいです。
よかったら試してみてください。