家で一日中PC作業をしているので椅子にお金をかけるのは合理的。
そう言い聞かせて高性能なオフィスチェアを購入することにしました。
どんな種類の椅子があるか調べていて目に留まったのが「前傾チルト機能」
作業をしている時に無意識に前のめりになる人におすすめの機能らしいです。
まさに自分にピッタリ。
そこで今回は前傾チルト機能が備わっているオフィスチェアで何が違うか比較していきたいと思います。
前傾と後傾
オフィスチェアには前傾タイプと後傾タイプで別れているので、自分がどちらの姿勢で作業する時間が多いか要チェック。
自分の場合は無意識に前傾になっていることが多いです。
高性能なオフィスチェアを使えば後傾姿勢での作業に切り替わるかもしれませんが、現状は前傾姿勢になることが多いので前傾チルト機能付きのオフィスチェアを探すことにしました。
前傾チルト機能
(出典:コクヨ公式HP)
前かがみで作業をすると、背中が丸まってしまったり太ももの裏や下腹部が圧迫されてしまったりして姿勢が悪くなり身体によくありません。
前傾チルト機能がついていると背もたれや座面が少し前側に傾くので、
・太ももの裏や下腹部が圧迫が軽減される。
・猫背にならないように背骨のS字形状を保ちやすくなる。
など正しい姿勢での作業を椅子がサポートしてくれるので肩や腰への負担が軽減されます。
前かがみになりやすい人には必須と言っても過言ではない。
ただ、前傾チルト機能がついているオフィスチェアは高額で種類も少ないので、前かがみで作業するかしないか見極めが大切。
実際に試してみるのが間違いないと思います。
ハーマンミラー「アーロンチェア」
高級オフィスチェアと言えばアーロンチェア。
一度は耳にしたことがあると思います。
背もたれと座面が連動して直立ポジションから前方に約5度動きます。
[youtube id=3rmWJDRvnYs]
1:50から前傾チルトの実際の様子が観れます。
ハーマンミラー「セイルチェア」
アーロンチェアと同じハーマンミラーのセイルチェアでも前傾チルトができます。
特徴は何と言っても美術品のようなおしゃれなデザイン。
[youtube id=Lpg2v2GQJc8]
1:30から前傾チルトの実際の様子が観れます。
エルゴヒューマン「プロ」
腰をサポートしてくれるランバーサポートが独立していることが特徴で、ヘッドレストの角度や高さが調整可能です。
前傾チルト機能はプロにしか付いていないので注意してください。
[youtube id=h4HSIriZbKQ]
1:40から前傾チルトの実際の様子が観れます。
エルゴヒューマンプロの前傾チルトは、座面下のノブを回して角度調整するようになるので少し手間です。
常に前傾で使うのであればいいですが、前傾にしたり後傾にしたり角度調整を頻繁にする使い方には合っていないでしょう。
オカムラ「サブリナ(スタンダード)」
オカムラのフラッグシップモデル「コンテッサ」と同様にジウジアーロのデザインでリングフレームが特徴的です。
椅子と背もたれが連動するシンクロリクライニングで、直立ポジションから前方に10度動きます。
サブリナの中でも「スタンダード」と「スマートオペレーション」の2つのタイプがあり、前傾チルト機能がついているのは「スタンダード」のみなので注意してください。
[youtube id=TvkhCGo7iNE]
1:20から前傾チルトの実際の様子が観れます。
コクヨ「ベゼル」
背もたれと座面は連動していないようで、座面の前傾を3度つけることができます。
ヘッドレストを付けると30度の範囲で無段階調整が可能です。
[youtube id=Ys7RNp9lNe4]
0:50から前傾チルトの実際の様子が観れます。
中古でオカムラ「サブリナ」を購入
いろいろ調べてみましたが前傾チルト機能がついているオフィスチェアは少ないしどれも高いです。
家で一日中PC作業をしているので椅子にお金をかけるのは合理的と自分に言い聞かせても、さすがに10万前後は高すぎる。
10万円で肩こりから完全に解放されるのであれば金額以上の価値があると思いますが、そもそもこんな高い椅子を使ったことがないので効果があるかわかりません。
どうしようか迷っていた時に見つけたのが「中古」という選択肢。
中古であればモノによっては半額以下。
仮に失敗したとしてもダメージは少ないです。
ネットであれば中古のオフィス家具を取り扱っている「オフィスバスターズ」が有名です。
ハーマンミラーのアーロンチェアやセイルチェアは有名なので中古でも値段が下がっていませんでしたが、オカムラのサブリナは結構安くなっていたのでこちらを選びました。
まだ手元に届いていないので届いたらレビューしたいと思います。