YouTubeの動画撮影用にカメラを買い替えることにしました。
前から好きなYouTuberの人が使っているカメラをチェックしていて、ソニー製のカメラを使っている人が多いので自分も同じようにソニーのカメラから選ぶことにしました。
高性能なカメラを買ったところで使いこなせる自信が無いのでコスパがいいカメラを調べてみると、α6400とα6600の2種類がおススメされている。
そこで今回はα6400とα6600を比較していきたいと思います。
価格差は約3万円
機能を比較する前にα6400とα6600の価格差を確認しておきます。
記事作成時点でレンズ無しカメラ本体のみで価格ドットコムの最安値を比較するとα6600の方が約3万円高いです。
カメラの価格に見慣れてしまうと3万円ぐらいと金銭感覚が麻痺してしまいがちですが、カメラ本体と別に購入予定のシグマのレンズと同じ値段なので冷静に考えると意外に大きな差があります。
・α6400+シグマのレンズ
・α6600(ボディのみ)
α6500は?
α6500は何で比較対象に入っていないのと気になる人がいると思います。
実はα6500が一番古く、α6400の三年前に発売されています。
数字が大きくなるにつれて新しくなりそうですが、α6500→α6400→α6600の順に発売されています。
α6400とα6600の比較表
α6400 | α6600 | |
---|---|---|
発売日 | 2019年2月22日 | 2019年11月1日 |
価格(ボディのみ) | 97,910円 記事作成時の価格コム最安値 | 130,627円 記事作成時の価格コム最安値 |
センサー | APS-C | APS-C |
有効画素数 | 2420万画素 | 2420万画素 |
電池型番 | NP-FW50 | NP-FZ100 |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:360枚 | ファインダー使用時:720枚 |
連続動画撮影時間 | ファインダー使用時:125分 | ファインダー使用時:250分 |
USB給電 | 対応 | 対応 |
ISO | 100-32000 | 100-32000 |
背面液晶モニター | 180度チルト可動式液晶 | 180度チルト可動式液晶 |
ボディ内手振れ補正 | 無 | 有 |
内臓フラッシュ | 有 | 無 |
マイク端子 | 有 | 有 |
ヘッドホン端子 | 無 | 有 |
リアルタイム瞳AF | 動画は作動しない | 動画でも作動する |
重量 | 359g | 418g |
主な項目のα6400とα6600の比較表を作成しました。
センサーの大きさであったり基本的なスペックはどちらもほぼ同じです。
(主な違い)
・本体重量
・電池の容量
・ボディ内手振れ補正
・内臓フラッシュ
・ヘッドホン端子
・リアルタイム瞳AF
それではここからα6400とα6600の違いを見ていきたいと思います。
ボディ内手振れ補正
α6400とα6600の一番大きな違いはボディ内手振れ補正が付いているかどうか。
外出先でのVlogなど動画撮影する場合は手振れ補正が付いているα6600の方がいいかもしれません。
ただ、そこまで強力な手振れ補正では無いようなので過度な期待は禁物です。
写真撮影であればシャッタースピードの調整など設定の切り替えで対応できると思うので、個人的には手振れ補正にこだわらなくても良いと思います。
・外出先で動画撮影をするなら手振れ補正が付いているα6600
・動画撮影しないならα6400
リアルタイム瞳AF
α6400とα6600のどちらともリアルタイム瞳AFの機能はありますが、α6400は写真撮影時のみで動画中はリアルタイム瞳AFが作動しません。
動く被写体を動画撮影する場合はあった方がいいと思います。
・写真撮影時はどっちもリアルタイム瞳AFが作動
・動画撮影時はα6600のみリアルタイム瞳AFが作動
・動く被写体を動画撮影する場合はα6600がおすすめ
連続動画撮影時間
α6400とα6600ではバッテリーの大きさが違っていてα6600の方が大容量のバッテリーが使われています。
このため、連続動画撮影時間がα6400は125分、α6600は250分と2倍違います。
一方、バッテリーが大容量になった関係でα6600の方が本体の重量が100g重くなっています。
動画撮影に慣れてないと何回も撮影をやり直すことになりますし、4Kなど高画質で撮影すると消費電力が大きくなり連続撮影時間は短くなるので、室内外に関わらず連続動画撮影時間は長い方がいいです。
ただ、バッテリーを複数個準備しておけば問題は解決するような気がします。
・α6600の方が大容量バッテリーなので連続撮影時間が長い
・室内外に関わらず連続撮影時間は長い方がいい
・バッテリーを複数個準備しておけば解決
ヘッドホン端子
α6600にはヘッドホン端子があるので動画を撮影しながら同時に録音状況の確認ができます。
本格的な動画撮影をするつもりが無ければ使うことは無いと思います。
内臓フラッシュ
今までα6400に無くてα6600に有る機能を紹介しましたが、逆に内臓フラッシュはα6400にはありますがα6600にはついていません。
内臓フラッシュは被写体に直接光が当たって不自然な写真になるので、これまで内臓フラッシュ付のカメラを使っていましたが使ったことは一度もありません。
写真撮影であればα6400
写真撮影がメインであればα6400の方がいいと思います。
・本体重量が軽いので持ち運びやすい
・動画撮影に比べてバッテリーの消耗を気にしなくていい
・価格が安い
・写真撮影では手振れ補正の効果は低い
外での動画撮影はα6600
外でのVlog撮影などがメインであればα6600の方がいいと思います。
・動画撮影はバッテリーの消耗が激しい
・バッテリーを複数個準備するにしても大容量の方が安心
・手振れ補正が付いている(過度な期待は禁物)
・動画撮影でもリアルタイム瞳AFが作動
室内撮影がメインなのでα6400を選んだ
自分の場合は室内での動画撮影や物撮りがメインなのでα6400を選びました。
・室内で三脚に固定して撮影するので手振れ補正は特に必要ない
・浮いたお金でレンズを買いたい
どこで何を撮影するかによってα6400とα6600のどちらを選ぶか変わってくると思います。
(α6600を選んだ方がいい人)
・約3万円の価格差なんか気にしない
・外で動画撮影をする
(α6400を選んだ方がいい人)
・写真撮影がメイン
・三脚が使用可能な環境で動画撮影
・不要な機能を減らして、浮いたお金でレンズを買いたい
自分と同じように、α6400とα6600のどちらを選ぶか迷っている人は、どこで何を主に撮影するのか改めて考えてみてはいかがでしょうか。