会社員として働いていた時に仕事内容や職場の人間関係が嫌すぎて「一生この仕事を続けるのは無理だ」と思い、それから3年後にフリーランスとして独立しました。
3年間いろいろ悩んだり、会社員として働きながらフリーランスになるための準備したことをまとめていきたいと思います。
フリーランスになるかどうか迷っていたり、準備をしたりしている人の参考になれば嬉しいです。
実際にお金を稼いでみる
会社を辞める前に、フリーランスで生きていこうと思うスキルで本当にお金が稼げるかどうかやってみました。
会社によっては副業禁止の所があると思いますが、可能な範囲内で実際に行動してみた方がいいと思います。
自分の場合は、ブログに興味があったので自分のブログを作り記事を書いていました。
面白い記事が書けたと思ったけれど全く読まれなかったり、どうしたら自分のブログが人に読んでもらえるようになるのか考えるのが楽しかったり、どんな風に収益化しているのかなど、実際にやってみるといろいろな事がわかりました。
また、興味のある仕事をやっている人が身近にいるのであれば手伝わせてもらったり、最近ではクラウドソーシングがあるので下記のサイトに登録してどんな案件があるか見てみてもいいと思います。
・ココナラ
自分が想定していた内容でお金を稼ぐことができるのか、独立前に確認しておいた方が安心できます。
お金を貯める(無収入で最低1年間生活できるぐらい)
理想は収入のめどが立ってからフリーランスとして独立をしたかったのですが、忙しい部署に異動したこともあってフリーランスになる準備をする時間がありませんでした。
しかし、早く仕事を辞めたかったので貯金だけは頑張って最低2年間無収入で生活できるぐらい貯金をしました。
フリーランスとして独立した後、貯金の有難味を実感しています。
独立して軌道に乗っていない時は毎日貯金を切り崩しながらの生活になります。
もし貯金が少なければ気が狂いそうです。
漠然と独立を考えている人はとりあえず貯金をしておいた方が絶対にいいです。
税金、保険などお金の勉強をしておく
家賃や光熱水費などは何となくいくらかかるか把握していると思いますが、給料から天引きされている住民税などはいくら支払っているか知らない人が多いのではないでしょうか。
会社員からフリーランスになる事で変わってくる部分があるので余裕があれば勉強しておいた方がいいです。
住民税
住民税は前年度の収入によって税額が決まるので、フリーランス1年目で収入が無かったとしても税金は発生します。
国民年金
会社員の時は国民年金と厚生年金に加入していると思いますが、フリーランスになったら国民年金のみになります。
会社員の時は給料から年金のお金が天引きされているので支払っている感覚が無いかもしれませんが、フリーランスになったら自分で年金を納める必要があります。
また、将来もらえる年金の額が下がるので、自分で情報収集してiDeCoなど個人型確定拠出年金に加入するなど対策した方がいいかもしれません。
国民年金の手続きは退職した日から14日以内に市区町村役場でする必要があるので、下記のものを持って窓口へ行きましょう。
・年金手帳
・退職の日付がわかるもの
・印鑑
・免許証などの身分証明書
国民健康保険か会社の健康保険か
会社の健康保険はだいたい2年間継続することができるので、国民健康保険にするか比較しておきましょう。
国民健康保険は前年度の所得に応じて保険料が決まり、市町村役場に電話をしたら教えてくれます。
支払額は意外に差があるのできちんと確認しておく方がいいです。
審査が必要なものは手続きしておく
会社員と比較すると社会的な信用度が低くなるので、審査が必要なものは手続きしておきましょう。
クレジットカードや賃貸の契約は手続きしておいた方がいいかもしれません。
自分の場合は既にクレジットカードを持っていましたし、店舗を構えて営業するわけではなかったので特に改めて手続きしたものはありませんでした。
開業届・青色承認申請書の勉強
開業届と青色承認申請書を提出すると確定申告を青色申請できるようになります。
控除面で優遇されるので忘れずに提出しておきましょう。
経費の勉強
何が経費になるのか勉強しました。
領収書を保管しておかなければなりませんし、こまめに記帳しておかなけば確定申告の時期にバタバタする事になります。
収入があってこその経費なので、まずは収入を増やすことが重要。
備品の準備
自分の場合はブロガーとしてやっていく予定だったのでパソコンだけあれば大丈夫でした。
基本的には必要に迫られてから購入すればいいと思います。
会社員のうちの準備しておこう
会社を辞めるともう会社員には戻れません。
会社員のうちに悩むだけ悩んで、フリーランスになったらもう前に進むだけです。
あの時こうしておけばよかった、もっと準備しておけばよかったとならないように今のうちに準備を進めておくのがおすすめです。