
「真面目にコツコツ貯金をしているけれど、将来が不安で仕方が無い」
何が原因でどう対策をしたらいいのか独断と偏見で持論をまとめていきたいと思います。
対策しているのに不安が消えない

貯金が不安の塊になっている一番の問題は対策しているのに不安が消えていない事です。
将来に備えて貯金をしているにも関わらず不安が消えない。
もう手の打ちようが無いのだろうか。
このまま、一生不安を抱えながら生きていかないといけないのだろうか。
今回はこの不安をどうすれば消せるのか考えていきたいと思います。
対策しているのに不安が消えない
・テスト勉強をしている。だけど、明日のテストが不安だ。
・貯金をしている。だけど、老後が不安だ。
不安が消えない原因は実現不可能な目標設定

貯金が不安の塊になっている人は、
「人生何が起きるかわからない。だから、何が起きても大丈夫なように貯金をしよう。」
このような理由で貯金しているのではないでしょうか。
実はこの目標設定が不安が消えない原因です。
「人生何が起きるかわからない。だから、完璧に対策する事は不可能です。」
貯金がいくらあっても何が起きても大丈夫とはならないです。
仮に貯金が一億円あったとしても対処できないトラブルに巻き込まれるかもしれません。
そもそも実現不可能な事をゴールにしているので、いくら頑張ってもゴールにたどり着けません。
出来る事はやったから何とかなる

ではどうすればいいのかと言うと、「出来る事はやったから何とかなる」と自分に言い聞かせて不安を消しにいってください。
受け身では不安は消えない
自分に言い聞かせると聞くと強引に感じるかもしれませんが受け身では不安は消えないです。
何となく対策していたら自然に不安が消えてくれる事はありません。
・出来ていない事を探せばいくらでも見つかる
・理想を追い求めるとキリが無い
自分で終わりを作らない限り、次から次へと新しい不安が見つかります。
なので、出来ていない事を気にし過ぎないように意識しないと不安が消える事はありません。
不安は自分から消しに行かないと消えないです。
貯金を不安の塊にしない方法
それでは、具体的にどうすれば貯金が不安の塊にならないかまとめていきたいと思います。
貯金を不安の塊にしない方法
1.不安を紙に書き出す
2.漠然とした不安を具体的にしていく
3.コントロールが出来るモノと出来ないモノに分けて対策を考える
4.出来る事をやって、後は何とかなるとと自分に言い聞かせる
5.納得いくまで出来る事を積み上げていく
今回に限らず、考え事をする時は必ず紙に書き出しながら考えた方が良いです。
頭の中だけで考えると解決したい課題や思い浮かんだ解決策を憶えておく必要があるので、頭の中の考えるスペースが減ってしまいます。
例えば、老後が不安だけでは漠然としています。
この場合は「なぜ○○なのか?(Why?)」という質問をしてみてください。
「なぜ老後が不安なのか?」
・病気になって入院するかもしれない
・年金はもらえるの?
・貯金がいくらあればいいかわからない
コントロール出来るもの | コントロール出来ないもの |
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病気にならないように食事に気をつける 入院や介護費用の相場を調べる 契約している保険がどこまでカバーしているか調べる 今の制度で年金がいくら貰えるか調べる | 病気になるかどうか 将来年金がいくらもらえるかどうか 介護が必要になるかもしれない |
自分でコントロールが出来るモノの対策を考えていってください。
・病気にならないように毎日の食事を気をつけている
・入院や介護費用の相場を調べて保険と貯金で対応できるようにした
・今の制度で貰える年金から3割減っても生活できるように貯金を増やして生活水準も下げた
「出来る事はやった。だから何とかなる。」
自分に言い聞かせて不安を消しにいってください。
色々やってみたけど不安が消えない場合は貯金以外の対策に目を向けてみるのもオススメです。
・お金を稼ぐ(60歳以上の求人情報を見たら意外に申し込める所が沢山あってアルバイトで稼げる事がわかった)
・お金が無くても楽しく暮らせる(ランニングなどお金がかからない趣味を見つけた)
・助けてくれる人がいる(もし困った時は家族が助けてくれるから何とかなる)
こんな感じで、納得いくまでやった事を積み上げていってください。
その際に、どれだけ頑張っても完璧に対策できない事を忘れないでください。